ニュースリリース

「くまモンのICカード」国内初クラウド化を実現 導入負荷軽減により地域通貨普及に貢献

21年4月オープンの商業施設「アミュプラザくまもと」で初採用

株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(本社:東京都中央区、代表取締役:大高 敦、以下:TMN)は、株式会社肥後銀行(本社:熊本県熊本市、頭取:笠原 慶久、以下、肥後銀行)のグループ会社である肥銀カード株式会社(本社:熊本県熊本市、代表者:大仁田 尚、以下:肥銀カード)と共同で、熊本地域振興ICカード「くまモンのICカード」国内初のクラウド化を実現しました。

くまモンのICカード

地域通貨のクラウド化で加盟店の負荷を軽減

肥銀カードが展開する熊本地域振興ICカード「くまモンのICカード」は熊本県内の公共交通機関(バス・電気鉄道・市電)と加盟店で相互利用ができるプリペイド式のICカード型地域電子マネーです。従来は、「くまモンのICカード」の決済には専用端末が必要でしたが、端末に装備されていた決済処理機能をクラウド化しセンター側に実装させたことで、クレジットや電子マネーなどと合わせて1台の端末で対応することが可能となりました。レジ周りに複数の端末を設置する必要がなくなる他、「くまもんのICカード」と複数のキャッシュレス決済を一括で導入できるため、加盟店の導入やオペレーションに関する負荷を軽減することができます。
流動性の低さや発行母体の負担が大きいことを主な要因に、持続して運用することが難しいとされる地域通貨ですが、コロナ禍においては、地域コミュニティの重要性や地域経済活性化の観点から再び注目度が高まっています。TMNでは地域通貨普及への貢献に加え、クラウド化によって可能となったデータ利活用から混雑緩和や利便性向上など持続可能な地域経済に向けて地域課題解決に繋げてまいります。

4月23日開業の商業施設「アミュプラザくまもと」で初採用

アミュプラザくまもと

JR熊本駅周辺の新規開発において賑わい創出の核とされている大型商業施設「アミュプラザくまもと」でTMNのモバイル型決済端末「UT-P10」が採用され、国内で初めてクラウド型「くまモンのICカード」の商用利用が開始されました。熊本県の陸の玄関口として県内だけでなく県外からの訪問者も多く見込まれ、「くまモンのICカード」の大幅な利用拡大が期待されます。

UT-P10

モバイル型マルチ決済端末「UT-P10」

・決済機能とプリンター機能を1台に搭載し、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済とレシート発行を1台の端末で対応。
・無線(LTE)対応のモバイル型で持ち運び可能。

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本件に関するお問い合わせ

株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
経営戦略室 広報
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