ニュースリリース

TMNの新サービス「クラウドPOS」1号案件でドラッグストア大手「クスリのアオキ」に導入開始

決済サービスからドラッグストアのDX化支援へサービス拡充

決済サービスおよび情報プロセシングサービスを提供する株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(本社:東京都中央区、代表取締役:大高 敦、グロース市場:5258、以下TMN)は、株式会社クスリのアオキホールディングス(本社:石川県白山市、代表取締役社長:青木宏憲、プライム市場:3549、以下 クスリのアオキ)に対し、TMNのクラウドPOSシステムである「クラウドPOS」の導入を開始しました。

9月にオープンしたクスリのアオキの新店2店での運用を開始しており、今後さらに導入拡大していく予定です。TMNのクラウドPOSシステムの実店舗への導入は1号案件となります。

クスリのアオキ店舗、レジ イメージ
クスリのアオキ 大光寺店

決済サービスをフックにクスリのアオキへのサービス提供を拡充

TMNは、クスリのアオキに対して、電子マネーとQR・バーコード決済サービスのほか、CRM(顧客関係管理)サービスとしてハウス電子マネーサービスを提供し、顧客体験の向上に貢献しながらクスリのアオキの決済環境や事業環境における理解を深めてきました。

今般、TMNのクラウドPOSシステム1号案件として「クラウドPOS」がドラッグストア大手のクスリのアオキに導入されることにより、TMNにおいては実運用を通じた新たなニーズへの対応、安定品質への改良を行うことで、大規模事業者向けのPOSシステムとして保守運用を含めた実績とノウハウの蓄積を目指していきます。

大規模事業者向けクラウドPOSでPOS事業に参入

多店舗展開を行う大規模事業者のPOSシステムは、独自の値引きルールやポイント付与、運用の過程で追加された業務など、さまざまな会計パターンや各種サービスに応じてカスタマイズされた機能が数多く実装されており、POSシステムの複雑性が高くなってしまう傾向があります。これによりベンダーロックインに陥りやすく、結果的にレガシーシステムを使い続けることが、DX化を阻む一因であるとTMNは考えております。

近年、飲食店を中心とした主に小規模事業者の間でタブレット端末などを活用したクラウド型のモバイルPOSの普及が進んでいますが、大規模事業者においては、オンプレミス型のPOSシステムが主流となっており、クラウド型のシステムへ移行が進んでいない領域のひとつとなっています。

ドラッグストアをはじめ流通業界では、人手不足や業界再編などにより事業環境が目まぐるしく変化しています。そのような世相において、顧客維持や事業効率化に向けてデータ利活用が有効であると考え、TMNでは、リアルタイムに購買データの活用が可能なクラウドPOSシステムの開発を行いました。

今後は更なる機能拡張とリアルタイムデータ活用に向けたソリューションの開発を実施

今後は、「クラウドPOS」へより多くの機能をマイクロサービスとして追加し、汎用性を高めていくとともに、クラウド上に集約されたPOSデータのリアルタイム活用を促進する新たなソリューションの提供を目指しています。

TMNでは、情報プロセシング事業として「クラウドPOS」のほか、データ保全やデータクレンジングなどデータ活用の基盤となる「データハブ」サービスなどを提供しています。これら流通事業者向けのDXサービスを提供することで、より便利で安全な消費環境の創出に貢献していきます。

TMNのクラウドPOSシステムの特徴

1)マイクロサービスのシステム構成

マイクロサービスのシステム構成 イメージ
独立させたひとつひとつの小さな機能を組み合わせて一つのアプリケーションを構築しているため、機能拡張やカスタマイズが行いやすい

2)デバイスフリー

マイクロサービスのシステム構成 イメージ
既存のハードウェアにも対応可能なことから導入コストの低減が可能
クスリのアオキでは既存のハードウェアを活用し、ソフトウェアのみ導入しています。

3)リアルタイムデータ活用

マイクロサービスのシステム構成 イメージ
POSデータがクラウド上に蓄積されリアルタイムに活用することが可能

4)効率的な運用保守

マイクロサービスのシステム構成 イメージ
機能のアップデートはクラウド側で行えるためハードウェアの改修を行うことなくアップデートでき、維持管理コストの低減が可能

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株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
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