視覚的・感覚的な制御でPOSの打ち間違いや不正を抑制する特許を取得
初めてのセルフPOSでも簡単操作で快適なお買い物体験
情報プロセシング事業とキャッシュレス決済サービス事業を推進する株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(本社:東京都中央区、代表取締役:大高 敦、以下:TMN)は、POS(販売時点管理)の誤操作抑制に向けたUI(ユーザーインターフェイス)に関する特許および、POSの不正操作抑制に関する特許を、それぞれ取得いたしました。
特許取得の背景
近年、POSで扱うサービスの増加により操作キーが複雑化していることが、POSの誤操作増加につながり、小売店の課題となっている生産性向上への阻害要因のひとつになっていると考え、視覚的・感覚的にPOSの操作性を向上させるUIに関する特許を取得いたしました。
また、連続した取消や訂正、クーポン打ち直し等の不適切と思われる行為を検知し通知する制御プログラムに関する特許も合わせて取得いたしました。
年齢や性別に関わらず幅広い人が操作するセルフPOSでも、誰もが容易に素早く正確な操作ができるよう考慮されたUIにより、来店客の買い物体験を快適にするほか、店員のサポート業務を低減することも可能となります。また、POS操作が容易となることで、店員が接客に集中できることや、店員の教育時間の短縮など、本特許の活用が、店舗オペレーションの業務効率を上げ、小売店の生産性向上に貢献できると考えております。
誤操作抑制に向けた制御イメージ
特許の概要と効果
(1)
発明の名称 | 販売情報管理装置、販売情報管理装置の制御方法及び販売情報管理装置の制御プログラム |
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特許番号 | 特許第6948477号 |
登録日 | 2021年9月22日 |
概要:不要な操作キーの非表示や、操作キーの反応領域の調整などから誤操作を抑制する仕組み
効果:操作キーが探しやすいことや、打ち間違いを制御することで誤操作を低減することができる。
(2)
発明の名称 | 販売情報管理装置、販売情報管理システム、販売情報管理装置の制御方法及び販売情報管理装置の制御プログラム |
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特許番号 | 特許第6980938号 |
登録日 | 2021年11月19日 |

概要:故意の過剰な値引きや、取消、訂正、クーポンの打ち直しなど、売上げ操作のような不正と疑われる行為を検知し、警告を行う仕組み
効果:警告を出すことで、不正行為を抑制することができる。
今後の目標
TMNは、小売事業者をはじめとする流通事業者のDX促進に向けたさまざまなサービスを提供しております。TMNが情報プロセシング事業の一環として展開しているクラウドPOSに、本特許を活用したUIを実装し、今年度中の提供開始を予定しています。
TMNは、今後も当社顧客企業をはじめとする小売事業者等に対し、様々な情報プロセシングサービスを開発・提供していくことで、生産性向上に向けた環境づくりや、企業の収益改善、産業の発展に貢献してまいります。
本件に関するお問い合わせ:
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
経営戦略室 広報
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